保育士試験は難しい?

保育士の資格を取るためには保育士試験を受けなければなりませんが、実際の保育士試験は難しいのかどうか気になる所だと思います。ここでは保育士試験の概要、および保育士試験の合格点と合格率と合わせて説明します。

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保育士試験について

大学、短大、専門学校の履修課程以外で保育士資格を取得する場合は、保育士試験を個人で受験しなければいけません。保育士試験は厚生労働省が管轄しており、年1回都道府県が実施する試験制度です。
試験構成は筆記試験が9科目(2013年度より変更)で全問マークシート方式、実技試験が3科目(うち2科目を選択)となっています。

全ての科目と実技を3年間のみで取得する仕組みとなっています。

受験資格については下記の条件となっております。下記の条件のいずれにも当てはまらない方は受験することができませんので気をつけましょう。

受験資格一覧

1.受講コースの豊富さ

①学部・学科にかかわらず、大学に2年以上在学し、62単位以上修得した方

②学部・学科にかかわらず、大学に1年以上在学し、年度中に62単位以上の修得が見込まれる方

③学部・学科にかかわらず、専門学校または短期大学で、年度中に卒業が見込まれる方

④中学校を卒業し、児童福祉施設において2年以上の勤務で、総勤務時間が2880時間以上働いた方

⑤高等学校を卒業し、児童福祉施設において5年以上の勤務で、総勤務時間が7200時間以上働いた方

⑥外国で学校教育における14年以上の課程を修了した方

⑦平成8年(1996年)3月31日までに、高等学校の保育科を卒業した方

⑧平成3年(1991年)3月31日までに、高等学校を卒業した方

保育士試験の出題範囲

各科目の概要については下記の表にてまとめたものがありますので、ご確認ください。

筆記試験の試験科目とその概要

保育原理

保育の本質や歴史、保育所に関する様々な知識を体系的に学習する科目です。現代の保育事情についても触れるため、学習内容は多岐にわたります。

教育原理/社会的養護(1科目扱い)

教育原理は教育の概念や理論、仕組みなど、現代の教育事情と照らして教育のあり方について学習する科目です。社会的養護は、児童の養育と保護に関して学習する科目です。

児童家庭福祉

母子家庭、障害を持つ児童など、何らかの原因で保護の必要性が高まった児童に対して、法的な施策を学習する科目です。

社会福祉

児童・障害者・高齢者などの方達が、何らかの支援を必要とする要求に対して、社会全体でどのように支えていくか、その事について学習する科目です。

保育の心理学

乳幼児から老人までにおける、人の成長・発達に伴う心の動きについて学習する科目です。

子供の保健

子供の事故や病気など、身の回りに起こりうる様々な問題の対策方法について学習する科目です。平成25年度から実施される、新設科目です。

子供の食と栄養

子供の成長・発達に合わせて、栄養面や食生活のあり方について学習する科目です。食の欧米化が進むことによる、食生活の乱れの問題について学んでいきます。

保育実習理論

これまで学習した科目の内容を総合的に実践する科目です。保育に関連するものだけでなく、音楽・絵画・言語などの範囲も科目の内容に含まれています。

実技試験の筆記試験とその科目

音楽表現に関する技術

試験官から指定された課題曲2曲をピアノ、ギター、アコーディオンのいずれかで演奏しなければいけません。

造形表現に関する技術

試験当日、試験官から掲示される課題(画材)を、鉛筆、シャープペンシル、色鉛筆、消しゴムを使用して制限時間内に完成させなければいけません。

言語表現に関する技術

各自で用意した童話等を3分以内にまとめて話さなければいけません。20人規模の3~5歳の児童に読み聞かせをする想定で話さなけれはいけません。

保育士試験の合格点と合格率

保育士試験の合格点は、筆記・実技の各科目ともに6割以上の点数を取れば合格になります。しかし、実際の試験では各科目ごとに難易度の差が大きいため、平均で6割の点数を取るのは容易ではありません。では、保育士試験が難しいかどうかというと決してそうとも限りません。

前述のとおり、合格した科目は3年間のみの有効期間があります。下記のデータからわかるように、全科目とも6割以上の点数を取った方は全体の受験者数のおよそ1割~2割の受験者数しかいません。

ですから、各科目ごとの合格率に着目するともう少し合格率が高くなることが言えます。国家資格ではあるけれど比較的取得しやすい資格なので、受験する価値はあるかと思われます。

保育士試験の合格率

保育士試験の合格率

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